カナダ・現地スーパーの材料で作る「THE日本食」PART2 しゃぶしゃぶに挑戦

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こんにちは、カナダ・オンタリオ州在住のDENTYUが現地からリポートします!

コロナが落ち着いてきて、待ちに待ったカナダ留学の準備をされる方も多いのではないでしょうか?

忙しい準備の中、留学したらホストファミリーや外国の友達に美味しい日本食を作って食べさせたい!なんて思いますよね。

しかし、どんなものが喜ばれるか、また材料や道具など何が手に入るかわからないと心配です。


前回の記事では、現地スーパー調達材料で簡単に作れる「水炊き」「太巻き」「トンカツ」3選!をご紹介しました。

今回の記事では、少しハードルが上がりますが、「しゃぶしゃぶ」をピックアップしてみます。


ただ、ちょっと足りないものがあります。

アジアンスーパーやカナダのAmazonを利用すれば大丈夫なのですが、在庫がなかったり、価格が日本よりかなり高かったり、数量が多かったり・・・。

そこで、簡単・美味しく・リーズナブルに作るために、日本から持参をした方がよい材料についてもお届けします。

ぜひ参考にしてみてください。

カナダで日本食材を手に入れる!現地大手スーパー・アジアンショップ・Amazon

[カナダで日本食材が手に入りやすい現地大手スーパー]

・FRESH CO(フレッシュコ)
・Metoro(メトロ)
・Loblaws(ロブロウズ)
・NOFRILLS(ノーフリル)
・Farm Boy(ファームボーイ)

詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてください。

実はカナダは「移民大国」とも言われ、大抵、大手のスーパーにはInternatiol(インターナショナル)のセクションがあって、国際色豊かな商品であふれています。

日本食材はというと、お醤油・マヨネーズ・お米・豆腐、そのほか白菜・大根・ネギ・きのこ類などの野菜も結構揃っています。

[アジアンスーパー]

バンクーバーやトロントなどの大都市ならば、かなり巨大なアジアンスーパー T&Tが有名です。

私のいるキングストン(神奈川県秦野市くらいの規模)でも、街中に中〜小規模のアジアンスーパーが5軒あり、中国・韓国などの食品に混じって日本の食品が並べられています。

やはり同じアジア圏の食材は代替えが効くものも多く、カナダの現地スーパーでは手に入らない野菜や生鮮食品、調味料、油揚げなどの加工食品、和菓子や薬など幅広い品揃えです。

[カナダのAmazon]

カナダのAmazon(amazon.ca)では、生鮮食料品以外の食品が数多く見つかります。

日本からでも閲覧・購入できる方法が、物販NAVIのサイトに紹介されていました。

興味のある方は、そちらで事前チェックをされるとよろしいかと思います。


ではここから、カナダの現地スーパーで手に入る材料で作る「しゃぶしゃぶ」をご紹介します。

カナダの現地スーパーの材料で作る、しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶ

「しゃぶしゃぶ」は外国人が好きな日本料理の代表選手で、冬が長いカナダでも、とても喜ばれる料理の一つです。

英語にちょっと自信がなくても、会話が弾みますよ、きっと。


残念ながら、しゃぶしゃぶの定番野菜でもある春菊・水菜・長ネギは、アジアンスーパーでは見かけますが、現地スーパーで発見したことはありません。

しかし、しゃぶしゃぶはお肉や野菜をお湯にくぐらせて、タレをつけて食べる料理です。

定番の野菜が手に入らなくても、レタスやキャベツの千切り、パクチーなど現地スーパーで手に入る材料で十分楽しめます。

また、一つの鍋に数人で箸を入れるのに抵抗がある人もいるので、さい箸やおたまを準備しておくと安心です。

[現地スーパーで手に入るもの] お好みの材料で!
(肉類)
・牛肉
・豚肉
・鶏ひき肉 (肉団子用) +コーンスターチ(片栗粉の代わり)

(野菜類)
・白菜(napa とか chinese cabage)
・大根(Daikon とか Lo Bok)
・にんじん
・レタス
・パクチー(Coriander)
・もやし(Bean Sprouts)
・キノコ類 (現地スーパーでは、エノキ・椎茸・エリンギをよく見かけます)
・豆腐(Tofu)
・白滝(ShiratakiとかWhite Konjac Noodle)

(たれ)
・小口ネギ(Green Onion)
・ポン酢
・ごまだれ(自作する場合、材料は現地スーパーで手に入ります)

[必要に応じて日本から持参をおすすめ]
・出汁ぱっく/出汁用昆布
・乾麺うどん / パックごはん(鍋の〆用)
・スライス餅
・鷹の爪(もみじおろし用)
・包丁

[おすすめレシピ]
・ごまだれ Nadia
 

しゃぶしゃぶを作るためには、現地で少し頑張らなければならないことがあります。

それは以下の2つです。

・肉を薄切りにする
・卓上カセットコンロを用意する

薄切りの肉

現地スーパーでは写真のような塊の肉か、薄くても6〜7mm ぐらいのスライス肉しか見当たりません。

肉売り場の方に、もっと薄くスライスできるか聞 いたのですが、できるところはありませんでした。

アジアンスーパーがあれば、薄切りのお肉が売っているのですが現地スーパーのお肉の方が経済的。

なので、私は塊肉を包丁で薄切りにします。

作り方は簡単。

1 塊肉を適当な大きさのブロックに切り分ける

2 ラップに包み、冷凍

3 電子レンジで45〜60秒くらい加熱(シャリシャリと包丁で切れるくらい。硬すぎる場合、少しずつ様子を見ながら加熱してください。)

4 端からスライスしていきます。ラップを一緒に切り刻まないように気を付けてください。

難点は、よく切れる包丁がないと薄切りが難しいということ。

私は日本のアマゾンで三徳包丁を取り寄せましたが、使い慣れた包丁がある方は日本から持参をおすすめします。

ちなみに「Loblows」というカナダの老舗スーパーで、SANTOKUという名前の包丁を見かけました。

[部位]
今回はMetoroというスーパーで、以下の部位を購入しました。
・牛肉⇨ANGUS TOP SIRLOIN (アンガス トップサーロイン)
・豚肉⇨PORK RIB(ポーク リブ)

価格はどちらも、100gで1.3ドル位でした。
「さし」が入っているというより、脂身と赤みの部位が比較的はっきり別れていて、硬いかと思いましたが、しゃぶしゃぶしてみたら全く問題なし。
美味しかったですよ!


ちなみに、この写真は、アジアンスーパーで購入した豚の薄切り肉です。

冷凍でロール状になってパックされていて、約700gで12ドルくらい。

牛肉だと、約700gで15〜17ドルくらいです。

柔らかくて美味しいです。

ちなみに我が家の近くでは、先ほど紹介した現地スーパーの一つFRESH CO(フレシュコ)でも、冷凍の薄切り肉が売っています。(300gで13ドル位)

FRESH COは、ブリティッシュコロンビアやオンタリオ州に多く出店していて、他の現地スーパーでは見かけないインターナショナルフーズが見つかる頼もしいスーパーです。

肉団子

鶏の挽肉は、現地スーパーで手に入ります。

また、鶏ひき肉より脂っ気のあるターキーのひき肉も売られているので、試してみてもいいかもしれません。

片栗粉はコーンスターチで代用ができ、これも現地スーパーで手に入ります。

出汁

出汁は顆粒だしで簡単に済ませることもできますが、現地スーパーでは見かけません。

日本から持参するか、アジアンスーパーやカナダのアマゾンで購入することになると思います。

しかし、「もっと手軽に本格的な味に仕上げたい」という方は、日本からお好みの出汁パックか出汁用の昆布を持っていくことをおすすめします。

でもネットを検索すると、お湯だけでしゃぶしゃぶするのもOKだそうです。

胡麻だれ・もみじおろし

白胡麻は現地スーパーで手に入りますが、「すりごま」はないので手作りしましょう。

胡麻をジップロックなどに入れて、鉛筆をゴロゴロ転がせば大丈夫です。

練りごまは手に入らないので、練りごまなしのレシピは、Nadiaを利用させていただきました。

こくがあって、美味しかったです。

[ごまだれの材料]

・すりごま
・味噌
・マヨネーズ
・砂糖
・酢
・ごま油

もし、もっと簡単にしたいなら・・・。

写真の「ごまドレッシング」は、現地スーパーでよく見かけるもので、原材料には、キャノーラ油・米酢・醤油・玉ねぎ・砂糖・ごま油等が記載されています。

このドレッシングに、マヨネーズ・味噌・砂糖を加えるのがおすすめです。

もみじおろしは、大根に穴を開けて鷹の爪を入れてすりおろすとできますが、鷹の爪は現地スーパーでは見つかりません。

少量で済むので、鷹の爪は日本から持参することをおすすめします。

鍋の〆・うどん or ご飯

アジアンスーパーでは、大抵冷凍のうどんが手に入ります。

また、現地スーパーのFRESH CO(フレシュコ)でも、定番商品になりつつあるようです。

どちらもホームステイ先の近くにない場合は、日本から乾麺を持参するのをおすすめします。

また鍋の〆にはご飯で雑炊!という方は、現地スーパーでお米が手に入るので、カナダで炊くことができます。

しかし、炊飯器を持たないホームステイ先が多いと思うので、鍋で炊くか、電子レンジでお米が炊ける調理器具を日本から持参するようになると思います。

面倒臭い人は、やはり「パックご飯」を日本から持参することをおすすめします。

卓上コンロ

しゃぶしゃぶは、やっぱり卓上ガスコンロや電磁調理器で加熱しながら食卓で食べたいですよね。

しゃぶしゃぶ以外の鍋であれば、キッチンで仕上げたものをテーブルに出しても良いと思いますが・・・。

カセットコンロはカナダのAmazonでも購入できますし、大きめのアジアンスーパーでも見つかると思います。

カセットコンロは20〜30ドル、カセットボンベは4本入りで10〜30ドル位です。

鍋は深めのフライパンで代用します。

まとめ

いかがでしたか?

「しゃぶしゃぶ」は海外で作ろうと思うと、肉を薄切りにしたり、卓上コンロの準備などちょっと準備が必要になってきます。

でも間違いなくカナダ人にも喜ばれる料理ですし、会話の糸口になりますよ。

ぜひ美味しい日本食を作って、カナダ人の舌を唸らせてください!

DENTYUでした。

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